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ピロリ菌検査について

ピロリ検査は上部内視鏡検査で慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍と診断された方のみ可能です。(学会では6か月以内に内視鏡検査が実施されている必要があると考えられます。)

ピロリ菌検査のみご希望の方は自費診療となります。

ピロリ菌(ヘリコバクターピロリ)とは

*ピロリ菌胃の粘膜に生息しているらせんの形をした細菌です。ヘリコバクターの「ヘリコ」はらせん形(ヘリコイド:helicoid)から命名され、ヘリコプターの「ヘリコ」と同じ意味です。バクターは「バクテリア(細菌)」、ピロリは胃の出口(幽門)「ピロルス」からきています。一方の端に4~8本鞭毛があり、活発に運動することができます。

*ピロリ菌は「ウレアーゼ」という酵素をもっており、強い胃酸がある胃の中でも周辺をアルカリ性の環境にすることで、中和して身を守り胃の中でも生息していけるのです。

ピロリ菌感染について

*感染経路はまだはっきりしていませんが、経口感染が大部分であろうと考えられています。上下水道が十分完備されていなかった時代に生まれた団塊の世代以前の人では約80%前後と高いですが、衛生環境の整った若い世代の感染率は著しく低下しています。

ピロリ菌に関係する病気

*ピロリ菌の感染による炎症が続くと、感染部位が広がってヘリコバクター・ピロリ感染胃炎になります。萎縮性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者さんはピロリ菌に感染していることが多く、潰瘍の発症・再発に関係していることがわかっています。その一部は胃がんに進展していきます。

ピロリ菌の検査(当クリニックで実施している)

*抗体測定

 血液を採取してピロリ菌に対する抗体の有無を調べます。

*尿素呼気試験

 まずはじめに検査用の袋に息を吐きだします。次に検査用のお薬を飲み、一定時間経過した後吐きだされた息を調べて、ピロリ菌に感染しているかどうか調べます。

 

*便中抗原測定

便を採取してピロリ菌抗原の有無を調べます。

ピロリ菌の除菌について

*「胃酸の分泌を抑える薬」1種類と「抗菌薬」2種類の計3剤を同時に1日2回、7日間服用する治療法です。服用後4週間以上経過してから、除菌できたかどうか調べます。

除菌できなかった場合、再度「胃酸を抑える薬」1種類と「抗菌薬」2種類(1種類は1次除菌のときとは別の薬)の計3剤を同時に1日2回、7日間服用する治療法です。服用後4週間以上経過してから、除菌できたかどうか調べます。

ピロリ菌の除菌後

*ピロリ菌除菌後は、ピロリ菌が関係している様々な病気のリスクは下がりますが、ゼロにはなりません。再感染する可能性もあります。
 医師と相談の上、定期的な検査を受けましょう。

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